インプラント治療ではどのような器具が使用される？

こちらのページでは、インプラント治療で使用する器具について紹介しています。それぞれどのような用途で使用されているのかをまとめていますので、参考にしてみてください。

インプラントで使用される器具

インプラント治療においてはさまざまな器具が使用されます。ここでは主な器具について紹介していきます。

インプランター

インプラント手術の際に、顎の骨に埋入のための穴を開けるために使用する機械です。例えば振動数を軽減することにより患者の不快感を軽減したり、トルクの微調整をしやすくすることにより治療時間を短縮するなどさまざまな工夫がされています。

インプラントオペキット

一般的なインプラント手術を行う際に使用する器具がセットになっています。例えば骨に穴を開けるための小さなドリルや、ネジを締めるためのドライバーなどが格納されているキットです。

マイクロサージェリーキット

インプラント手術のほか、歯周外科などさまざまなマイクロサージェリーに応用できるキット。マイクロサージェリーとは、マイクロスコープを使用した手術のこと。非常に精密な手術を行うときに使用する特殊な器具がセットになっています。

ボーンタック

メンブレンを固定する際に使用する、非常に小さなピン（3〜5mm程度）。タック針部にスクリューがついていることにより、骨内で強く固定することが可能です（メンブレンとは、歯槽骨を造成する際に使用する膜。歯槽骨の再生や増大を行おうとする際に成長を促し、インプラントを埋め込むために必要な骨量を確保するために使用します）。

ガイドキット

ガイデットサージェリーに使用する専用の器具です。ガイデットサージェリーとは、事前にCT撮影を行って得られたデータをもとにインプラント治療についてコンピュータ上で計画し、患者に合った手術用のガイドを作成します。このガイドを手術時に使用することによって、計画した通りの位置にインプラントを埋入できるようになります。

まとめ

インプラント治療に使用される器具についてご紹介してきました。上記で紹介したもののほかにも、インプラント治療にはさまざまな器具が使用されています。これからインプラント治療を受けたいと考えている方は、治療に対する理解を深めるためにチェックしておくのもおすすめです。